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絵を描くことの大切さ

 絵付けの絵だけではなく、広い意味での「絵」全てのカテゴリーで私が気づいたことをお話ししたいと思います。

 私は幼少期から絵を描くことが好きで
した。誰から教わったわけでもなく空想の世界を描いたり、飼っていた犬や鳥の
絵を描いたり、お姫様を描いて遊んだりしていました。
その原点は何かなと考えると、絵本好き図鑑好きが影響していたのかもしれないなと思っています。絵本から得られる情報量は凄いものです。物の形、色合い、
表現方法、文字、話し言葉など子どもの時に学ぶべきことが集約されています。
図鑑も種類別の生き物の在り方、行動、生育、形、色など。また男の子の好きな例えば電車や車などの図鑑であれば知識も増えるし限りないです。
もし、自分の子どもを絵が好きになる子にしたいのならまず、
絵本や図鑑などの視覚を
刺激したものから入るのがお勧めです。

 「絵を描く」「ものを作る」と言う動作には2つあります。見た物、身近にあるものを描く表現の仕方で、生活に密着のあることを絵にするもの。写実的な表現です。
もう1つは、架空のもの、想像の世界、またはある部分だけ実際とは変えて
絵にするもの。抽象的な表現です。
また、どちらにも境界線はなく入り混じったりできてしまう何とも不思議な自由な表現方法です。
これは、心象心理に深く結びついているため、絵は「心の中を読み解くことが
できるもの」と言えるかもしれません。
 例えば、思わずほっこりするような動物の絵に出会ったら、これを作った人はきっと動物好きの心優しい人なのかも!と考えることができます。
また、廃材を使ったエネルギッシュな作品を見たら、きっと作者は環境問題を
提示しているのかもしれない…など人は絵や作品を見て、感じるままに、作者の心の中を読み取ろうとするからです。広げて言うなら芸術活動全てが人の五感を刺激する活動であり影響力のあるものと言えるかもしれません。

 人間形成に大事なこの感覚的な事柄は、早ければ早い段階で与えてあげるの
が良いと思っています。
 赤ちゃんが離乳食に移行し、少し経つ頃には利き手の握力も安定しスプーンや
フォークなどを自分で持って使えるようになります。興味を持ち始めたらクレパスを持たせてあげてください。そして白い紙にママも一緒に手を動かしましょう。クレパスが口に入らないよう必ず監視のもとで。クレパスは長いので半分に
しても良いかと思います。今は、野菜からできているクレパスもありますし、
kitpasという貝殻からできた環境に優しいクレパスもあります。オススメです。子どもは真似をすることが得意なのできっとクルクルと一生懸命に手を動かして集中するかと思います。点を打つから初めて、段々と線に移行し、更に○が描けるまで持っていきます。この単純な動作が大切になってきます。
手と脳は神経がつながっているので、脳に良い刺激を与えます。五感を意識した
活動を増やすことが、乳幼児、幼少期にはとても効果的です。
もちろん音楽を聴くや美味しいものを食べる、自然から季節を感じる、親子の触れ合いの機会を増やす、会話を増やすなど成長に合わせた沢山の刺激を意識する
ことの経験が、やがて絵を描く、ものを作るときの糧になってくるのです。この
経験値がないと絵は描けないのです。

 頭の中に情報量がないと絵を描いたりものを作ったりは難しいのです。
私は以前、幼児教育を専門的に学び、幼児教室で働いていた経験があります。
そこで感じたことは、正に今までお話したことに直結するのですが、どんなこと
も経験がないと子どもはできないのです。自由に絵を描きましょう!と言っても
真っ白な紙の前で固まるお子さんが多いのが事実です。これは当たり前のことで
大きな紙にお絵描きした経験がない、または少ない、何を描いたらよいのかわからない、または紙を汚すことに抵抗があるのどれかに当てはまります。
個別に指導していくのが近道になりますが、まずクレパスの使い方、色の選び方
形の描き方を細かく指導しなければなりません。注意する点は絵を描かせる
のではなく、自ら描く!の意識を定着させることです。指導方法は、お子さんを見ながら1人1人に合った方法を見い出さなければなりません。
講師の立場から言えば、きめ細やかな指導をすることが大事になってきます。
まずは個別に絵のレッスンを受けることをお勧めします。慣れてきたら集団の中
に入れましょう。保育園や幼稚園にスムーズに移行できるためのヒントになれば幸いです。

 世の中的にはたかが絵でしょ!と思われがちですが、私は今までの出会ったお子様の成長を見る限り、絵を描くものを作るは、成長期の大切なことだと思っています。

 現在、アート教室と幼稚園・小学校お受験絵画教室は個別対応となっています。ご相談などはDMから承ります。

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